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2019-08-21

ダウンドッグやるとき手のひらパーにする派ですか?

ヨガはいろいろな流派があって、新しいヨガもたくさん出来ているのに
ダウンドッグの誘導では「手のひらパー→手でマット押して」
というフレーズが、今だに多いことにびっくりする。

ヨガは数千年前からあると言われているけど
師匠が弟子に、手のひらパーと言っていたとは思えないしね。

この誘導は20年前にアメリカが創ったプログラムに準じているところが大きいと思う。

たしかに達人のアーサナは手足の指を大きくひらいているものが多いけど、
それは頭頂から手足指先まで意識が行き渡ってる達人が、全身の筋肉すべてを使って出来上がった形。

一般のグループレッスンで、一斉に手のひらパー!そして肩甲骨ひらく!って
どうなんだろう。

マットに手をついたとたんに手のひらパーにすると
指、腕全体から肩関節、僧帽筋や首の筋肉に力が入って、
筋力弱めな女性は(わたしも)それだけで胸郭は固まり、動きをそして呼吸を制限してしまう。

特に何度もダウンドッグをやる場合は、肩関節や腕に負担が増えるし
その動きはクセになるので、腕で不自然なカーブを作りキープしている人も多い。

反対に筋力が強い男性などは軽々と腕だけでカラダを支え、全身の筋肉の連動に無頓着な人も多い。

ダウンドッグの目的は「腕や首の筋肉を鍛えることだ!」と、はっきり思っているならそれでもいいけれど、
なにも考えずに誘導のままやっている人は考えてみてほしい。

わたしのヨガでは、結果で手のひらをパーにすることはあっても
動く前からそうすることはない。


なぜならわたしの場合、ヨガではアーサナで呼吸がスムーズになることを大切にしているから。
だからダウンドッグでは、胸郭が呼吸とともに動ける余裕がある状態で
全身を伸ばしていきたい。


そのために、カラダのどこからどの順番で動いていくと、スムーズな重心移動で
動けるかを、実験して検証して自分のための動き方を創っていく。

美しいアーサナの人のやり方をまねしていれば「いつか出来るようになる!」
まだできないのは「自分の努力が足りないから!」と思っている人は、プラクティスの一つとして


「プロセスを変えてみること」
「骨格や筋肉の動きを、自分のカラダで検証してみること」
をおすすめします。

すべての人がありのままでヨガを楽しめますように。

YOGA BASE LAB あつこ

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